レーシックではありませんが、視力矯正技術の一つにPRK(ピーアールケー:Photorefractive Keratectomy)があります。
これは、エキシマレーザーによる視力矯正手術のひとつで、角膜の表面の皮膜を取り除いてから、レーザーによって屈折矯正を行うというものです。
以前はメスによって表皮を削り取っていましたが、現在ではレーザーで蒸散させる方法が主流となっています。
メリット
・フラップ作成をしないので、それに伴うトラブルの心配がない
・フラップが剥がれる心配がないので、激しいスポーツ、格闘技をしている人に向いている
デメリット
・角膜表皮を削る際には痛みがある
・視力回復に数週間かかり、この間は保護用のコンタクトを着用する必要がある
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2008.03.31
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ドイツの医療機器メーカー、カール・ツァイス・メディテックの視力矯正システム「VisuMax(ビジュマックス)」を 名古屋アイクリニック(名古屋市熱田区)が日本の医療機関では初めて導入した。アイシン精機(愛知県刈谷市)の米国研究会社が開発した光ファイバーレー ザーを心臓部に採用したもので、日独の最先端技術が融合した次世代システムとして話題を呼びそうだ。
VisuMaxは、レーザーによって近視や乱視などを外科的に矯正する「レーシック」と呼ばれる治療法に用いる医療機器で、角膜に薄いフラップ(蓋)を作るために使用される。
手術ではVisuMaxでフラップを作った後、視力を回復させるために別のエキシマレーザーでフラップを開けた状態の角膜の中央部を照射し、屈折率を変化させ、再びフラップを閉じる仕組み。
従来は「かんな」のような刃物でフラップを作っていたが、今回はアイシンの米研究会社であるイムラ・アメリカ(ミシガン州)が開発した「フェムト秒ファ イバーレーザー」でフラップカット手術を行う。このレーザーは、ガラスやダイヤモンドなど透明体の内部だけを微細加工できるという特徴をもち、従来に比べ てフラップの厚みを均一、また高精度に作成することを可能した。
名古屋アイクリニックの中村友昭院長は「独カール・ツァイスは手術顕微鏡で100年の歴史を持つトップブランド。フェムト秒レーザーを発売すると聞いて 待っていたら、そのレーザーを作っているのが日本のアイシンと知り、本当に安心した。ドイツと日本の技術が結びつき、信頼度は増した」と話している。
中村院長は今回の新システムによる手術データなどを6月に東京都で開催される「第23回日本眼内レンズ屈折手術学会総会」で公表する。
(引用元:
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200803190010a.nwc)
2008.03.28
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