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2024.04.19 |

老眼はレーシックで治せる?

結論を言ってしまうと、老眼はレーシックでは治りません。

レーシックは屈折異常を治療するものであり、調節異常によって生じる老眼は治せないのです。


もう少し詳しく書きましょう。

人間の目にはピントを調節する機能が備わっています。

それは主に角膜と、水晶体・毛様筋によって行われます。

水晶体は凸レンズの役割を果たしています。さらに、厚みを変えることができるので、それによりピント調節が可能になっています。
毛様筋は、その水晶体の厚みを変化させる筋肉です。
この2つによってハッキリと遠くを見たり、近くを見たりすることができるわけです。

しかし、年齢の進行とともに、毛様筋が衰え、さらに水晶体の弾性が低下します。
すると水晶体を厚くすることが困難になり、至近距離にピントを合わせられなくなってきます。
これが老眼のメカニズムです。


レーシックは角膜のカーブを変化させることで近視や乱視、遠視を矯正します。
つまり、水晶体や毛様筋には変化は無いので、老眼は治せないのです。

しかし、最近老眼を矯正する技術も出てきました。これについては別項目で述べたいと思います。

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2008.03.18 | Comments(0) | Trackback() | レーシック

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